高岡工場見学オフラインミーティング

報告者:taka(takaさんのページが消失のため、えむが保管していたものを掲載しています)


 1999年9月23日、豊田市のトヨタ会館において、「高岡工場見学オフラインミーティング」が開催されました。
 参加者は次のとおりです。
・やっちんさん、ゆうひろさん、としくんさん、ちんちろりんさん、ぎふのかわちゃんさん、
 NKさん、ゆき坊さん、たますさん、ともひろさん(+奥様)、しんぞうさん(+奥様)、
 鞭さん、NOSSYさん、えむ(Longfield)さん(+奥様とお子さん2名)、(む)さん、Muteさん、
 Cobaさん、TOMさん(+奥様とお子さん2名)、ドラエもんさん、尚くんさん(+奥様とお子さん1名)、いそさん、
 ハルさん、隊長さん、ペンギン丸さん、おばてぃさん、やんさん(飛び入り)、taka
                                                                以上、プリウスマニア26名+家族10名(順不同)

 また、昼食懇談会においては、トヨタ自動車株式会社より
・内山田さん、大井さん、向井さん、益田さん
が参加してくださいました。
 

(1)エコラン競争

 会場についてすぐ、まずは一斉にガソリン給油&検針となりました。

 これは、今回のオフ会の催し物として、エコラン競争を行ったものです。これは、各自の出発地から会場までの燃費を競い表彰(最高燃費部門)と、事前に達成燃費を宣言しておき、実際の燃費が宣言燃費に近いかどうかで表彰(燃費把握部門)するという、2つの面を互いに競うものです。

 結果は、30km/Lを超える方が3名もいるなど、かなり高レベルな戦いとなりました。プリウスの底力を垣間見た気がします。
 また、ここまで良い燃費がでるとは思っていなかったためか、最高燃費部門で上位だった方が、燃費把握部門では下位になってしまうなど波乱もありました。
 詳細データは、こちらに用意してあります---->詳細データのページへ(保管していませんでしたごめんなさい byえむ)

(プリウス、プリウス・・・・・・(画像提供:えむ(Longfield)さん))

後の駐車場との対比でプリウスがミニカーみたいに見えたのは私だけ?(^^;  プリウス、プリウス・・・。

(会館の玄関にはひっそりと・・・(画像提供:えむ(Longfield)さん))
            e-com。扱いは一応「軽」みたいですね。。。

(2)工場見学

 その後、会館前&会館内にて雑談をしながら、時間をすごしていました。
 会館内の案内板では、堂々と一番目に「プリウスマニア 御一行様」と表示されており、思わず笑ってしまいました。

 (会館内の案内板 画像はMuteさんよりいただきました)
 こうも堂々と「プリウスマニア高岡工場見学オフ会 様」とでてしまうと・・・嬉しいなぁ・・・(ぉ

 しばし、時間を過ごした後、「ピンポ〜ン プリウスマニアの方々 正面玄関受付へお集まりください。」とアナウンスがあり、集合後、バスに乗り込み工場見学となりました。・・・しかし、「プリウスマニアの方々〜」とアナウンスされ、嬉々としてしまう我々っていったい・・・?!(^^;)私だけ?

 バスで、行きは本社の建物などを横にみながら高岡工場まで約30分です。途中、バスの中ではパンフレットを使いトヨタ自動車株式会社の概要についての説明がありました。
 工場の中では、まず生産工程の概要について説明があり、その後Just in Time方式の概要等の説明がありました。その後、エンジンへの部品組み付け〜完成検査に至るまで実際のラインの上を歩いて見学しました。Vitz , Platzなどが、国内用・海外用混流でラインを流れていく様はすごい!ものでした。
 工場内の見学も、もうちょっとで出口というところで、ふと左下に目をやるとなんだか見慣れた?パープルの外板が・・・。「あっ、プリウスや〜!!」。側を見ただけでプリウスとわかってしまうあたり・・・皆様さすがです。(^^;
 そんなこんなで、再びバスに乗り込みトヨタ会館へ。
 帰りのバスの中では、工場見学についての質問タイムとFree Talk?!となりました。途中印象に残ったのが、
ガイド:「今日はプリウスに乗られている方がたくさんいらっしゃっていると聞いていますが、皆様はどうしてプリウスを買われたのですか?」
一同:「それ語らせると30分じゃおわんないよ〜?(笑)」(^^;
 ってなことで、やっちんさん、そして(む)さんが代表して購入のいきさつを回答されてました。
 

(3)懇談会

(3−1)まずは自己紹介〜

 そして、本日のメイン、内山田さんたちとの懇談会です。
 豪華な弁当で昼食をとりながら、まずは自己紹介となりました。

 まずは、トヨタ自動車株式会社より、
・内山田さん
 現在は、第3開発センターのセンター長をされており、ミニバンなどをあつかわれているそうです。
・大井さん
 プリウスの主査(第2開発センター主査)をされています。
 現在は、海外向けのプリウスに関する仕事が中心となっているとのことでした。
・向井さん
 第1販売部販売計画室長をされています。
 2年前には、国内企画部商品計画室で商品計画を担当されており、プリウスの価格についての立案などをされていたそうです。
 現在は、販売会社への(車の)供給を担当されており、プリウスについては
             1997/12〜1999/8末 21ヶ月で 28,783台
             1999/9/20時点では29,200台
             9月末には3万台の大台にのるのではないだろうか、ということです。
・益田さん
 企業PR部長をされています。
 今回の会場となったトヨタ会館の運営などに携わっておられるそうです。なんと、トヨタ会館は年間28万人もの人が来ているそうです。

 つづいて、プリウスマニアより、
 まずは代表として やっちんさん の自己紹介があり、ホームページの沿革などを紹介された後、本日のイベントの1つになるはずだったIKAさんへの「10万人アクセス目認定証」の読み上げが行われました。
(なお、この認定証は後日の しまなみ海道オフ前夜祭 において無事 えむ(Longfield)さんよりご本人に手渡されました。詳細はこちら(えむさんの前夜祭報告ページ)へ。)
 このあと、今回のオフ会に出席されたプリウスマニアメンバーそれぞれの自己紹介が行われました。内容は・・・省略・・・(^^;メモりきれなかったんです。ごめんなさい。
 

(3−2)プリウスとっておきの話

 そんなこんなで昼食もおわり、いよいよ本日のメイン!「プリウスとっておきの話」となりました。
 PCによるスライドを使用しながら、内山田さんよりお話をいただきました。
 
  • プリウス生産ラインの見学ができない理由
     まず、本編に入る前に、なぜプリウスの生産ラインの工場見学ができないのか、についてお話をいただきました。内容としては、
     プリウスの開発は、(いろんな)挑戦をしたプロジェクトであったそうです。この「挑戦」のため、プリウスの生産ラインには、色々な工夫が織り込まれており、公表する前提になっていなかったので、見学者用の通路を造らなかったそうです。
    さて、本編です。
     

    ・商品コンセプトについて 〜21世紀の車社会の課題にこたえる車〜

    ・合理的パッケージ
     まず、ヒップポイント(座る位置)を決定してからパッケージを組んででいったそうです。
    ・内外装デザイン
    ・ハイブリッドシステム

    ・G21プロジェクトについて

     G21プロジェクトは、大きくは2期にわけることができ、
    T期 企画検討
     コンセプトやパッケージの検討。
     開発アイテムの整理
    U期
     具体的な商品化
     試作評価(生準、発準)
     といったことが行われたそうです。
     また、U期の1995年初めからはハイブリッド前提で開発がおこなわれたそうです。
     このハイブリッドに決定されたとき、世の中にハイブリッドというものがどのぐらいあったかというと、ものすごくいっぱいあったそうで、80種類ぐらいになったそうです。
     プリウスに採用されているハイブリッドは「2モーター機械分割式」と呼ばれるもので、世の中にあるハイブリッドのうちどれが最適かを、検討チームを作って検討したそうで、検討の過程では、今後のハイブリッドの基本となるべくコストというよりは、どのハイブリッドシステムの効率がよいかということに重点が置かれたそうです。最終的には4種類のシステムが残ったということでした。
     これから最終的な選択が行われて、これらの4種類の中から、コスト・開発のしやすさで現在採用されている方式に決定されたそうです。
     この採用されたシステムの特徴としては、「構成要素がとてもシンプル」ということです。このシステム(THS)の中で使われている遊星歯車も以前からオートマティックトランスミッション機構で使っていたものだそうです。
     しかし、このシステムに決定した当時は図面と計算結果のみという状況だったと言われていました。

    ・短期開発への覚悟

     プリウスは従来にないぐらい異例の短期開発だったわけですが、開発現場においては社長がやれと言ってるからと、そのまま下に言うわけにはいきません。内山田さんがCEとして、この開発への覚悟を決めたポイントについて話していただきました。
     例としてあげられたのが

    (1)アポロ計画

     各要素技術の完成を前提に全体計画を立案し、その後各要素技術の開発を促進していったプロジェクト
    (2)秋水(戦時中に開発された航空機)
     わずか1年間で
    ・開発〜初飛行
    ・量産工場の立ち上げ
    までを行ったプロジェクト
    の2つでした。(これらの歴史があったからこそ、プリウスの開発への覚悟が決められたんでしょう。)

    ・プリウスの開発を支えたもの 〜やる気、モチベーションの維持〜

    (1)高い目標設定と全社をあげての支援体制
    「10%や20%ではない、倍にしなければいけない」ということや「2年間での開発」ということなど。
    (2)世界初の量産化を目指す緊張感
     お手本がないから、試験をどういう条件で行えばいいかということなど自らが判断するしかない。例えば、バッテリーなんかは誰もやったことがなかったそうです。

    ・発売後の反響について

     Car of the yearだけでなく、数々の賞を受賞されたそうです。今回の会場の後方にも受賞されたトロフィーなどが
    ずっらーーーーーーーーーーーっと展示されてました。(^^; (実際に見るとすごかったですよ)

    (数々のトロフィー  (Muteさんより、画像をいただきました。))
    クリックすると拡大画像が見れます〜。

     10月にはロンドンで45個目!!の賞になる、ロイヤル・ソサエティ賞が贈られるそうです。

    ・・・この後、さらに話は深いところへ・・・(実はこれを期待してたんですよ。ふふふっ。(^^;)

    ・プリウスの色について

     97年のモーターショーに出品されたプリウスは、色が光のあたり方によって、緑に見えたり、濃紺に見えたりと、カメレオンのようにかわる特殊な塗装だそうです。たしかにとてもきれいなのですが、塗装代はなんと1台40万!!!だそうです。(^^;
     現在、市販されているプリウスのイメージカラーであるアクア、パープルも光のあたり方によりよって、色が違って見えます。このモーターショーモデルはそれを象徴的に表現したかったため、あの塗装をしたそうです。

    ・金色のプリウスの存在

     一時期、プリウスの掲示板でも「あれはプリウスじゃなくてプラッツだよ〜」などど話題になった金色のプリウスですが、実際に存在しているそうです。なんでも、ある方が所有されているプリウスを金色に全塗したのだそうです。

    ・そして、白と赤のプリウスの存在は・・・?

     当初のカタログにはもちろん設定はありません。しかし、準備はしていたということで、「どうしても欲しければ受注は可能」と言うことで販売店には案内されていたそうです。
     また、Gセレクションを出すのを機会にカタログにも設定されたそうです。

     当初、設定を表に出していなかったのは、個人ユーザーを大事にしたい(個人ユーザーに乗ってもらいたい)からで、特に白を設定してしまうと、営業車として使われてしまいがちになるからなんだそうです。

    (よもやま話)一般的に車の塗装は、カラーナンバーをバンパーとボディーはカラーナンバーをずらさないといけないんだそうです。同じカラーナンバーで塗装してしまうと微妙にずれて見えるんだそうです。

    ・プリウス開発の価値

    (1)自動車業界(社会)には・・・
    →「環境」がキーワードに。
    ・新しい車づくりのベンチマーク(基準)になりつつある。

    (よもやま話)ハイブリッド部品だけの販売はしていないそうです。もし、故障などで必要になったときは、車検証をチェックしているそうです。

    (2)トヨタ自身には・・・
    ・企業イメージの向上
     電気系など優秀な人材が来るようになったそうです。
    ・この開発を乗り切った自信
     他の商品開発にもよい影響がでて、出ていく商品に元気がある印象をうけるそうです。
    (3)ユーザーには・・・
     「わからない」(これは、プリウスマニアをはじめとしたユーザーが評価するものだから・・・)

    ・プリウスにこめた思い

     プリウスという名前・・・マニュアルにもあるとおりラテン語で「〜に先だって」という意味。
     1995年モーターショーの初代プリウスの時にこの名前を考え、これを実際の商品にも利用したそうです。

    (3−3)質問&回答などなど・・・

    ・感想と要望事項に関して

     今回のオフ会に先立ち、感想と要望を(む)さんがまとめられていました。まずは、この中で「これは」というものがあればお答えします、ということで、

    ・ROMのバージョンアップについて

    (NKさんより報告をいただきました。)
     基本的にノーでした。現在の認証制度では、ソフトの変更でも性能に影響するので、改造車扱いとなりメーカーとしては出来ないとのことでした。新型式申請時に数バージョン(プリウスGTとかプリウスECOなど)を登録しておけば良いのですが、後付では出来ないとのことです。
     また、追加車型扱いで申請するにしてもソフトだけではメーカーも商売にならないのでこれも難しいとのことでした。
     メーカーからのプッシュで認証内容が変更できる可能性はないかと質問したところ、内山田さんも今回の認証には役所への対応で苦労されたようで、これ以上は勘弁してと顔に書いてありました。役所でも今回は新しい検査方法の検討から入り大変だったようです。
     
     つづいて、各メンバーよりの質問に入りました。

    ・バッテリー交換のコストについて(5年後に壊れたらどうするの?) [やんさん]

    Q. 事故などで全部交換になれば、40万+技術料がかかるそうです。保証は5年間だが、その保証期間経過後にもし、バッテリーがこわれたときでも40万+αの経費がかかってしまうのでしょうか?

    A. 例えば、10年後に壊れて、「修理代40万になります」では車の残存価値にはあわない。プリウスのバッテリー内部は6個単位でモジュール(報告者注:1.2V×6個×40モジュール=288V)になっているので、この6個単位で交換できる体制をとれるようにしていきたいそうです。
     

    ・マン・マシン・インターフェイスの変化の可能性について [やっちんさん]

    Q. プリウスは、アクセル・バイ・ワイヤーでない車(アクセルペダルとエンジンがワイヤーで機械的につながっていない車)です。(四本さんの話を前提として)例えば、ハンドル・アクセル・ブレーキの代わりにジョイスティックなどが搭載される可能性、さらに言えば別の形の乗り物になっていく可能性はあるのでしょうか?

    A. マン・マシン・インターフェィスは、ITSに代表されるような情報通信技術がさらに進化すれば、変化していくのではないでしょうか、ということでした。

    ・燃費について [隊長さん、ペンギン丸さん]

    Q1.プリウスの10・15モード値(28km/l)は「走りすぎ」ではないでしょうか?実際に乗ったときとの燃費の差が大きいと思います。燃費モニターを見ていると最初の5分間の燃費があまり良くないので、これを良くできないものでしょうか。「車で5分ぐらいでいける距離なら自転車を利用した方がいい」と以前言われたことがありましたが、例えば近所のスーパーへの買い物などの日常ユースでは、どうしても車に頼らざるを得ない場合もあります。このような場合に最初の5分間の燃費が良くないと全体的な燃費上もつらくなってくるのですが・・・。

    Q2.(上に関連した質問として)プリウスのシステムとして電気だけでも走れるEVモードスイッチをつければ、ユーザーが切り替えて便利良く使えるのではないでしょうか。

    A.最初の5分の燃費があまり良くないのは、エンジンの暖機を行っているからで、この暖機は耐久性をあげるため(+水温をあげるため)に必要なことだということです。この暖機等については、もうちょっとやれるんではないか(5分を4分で済むようにするとか)とは思っていて、現在挑戦しているところだそうです。

     (日常ユースでの「ちょい乗り」の燃費を良くするにはEV走行をもっとできるようにすればいいという話がよくありますが)これはバランスの話で、EV走行するエネルギーも元をたどればガソリンからきています。よって、EV走行を増やそうとするとバッテリーも必然的にでかくなってしまいます。プリウスは、まだ2歳の子供であり、こういう話をふくめたいろんな「挑戦」はまだまだこれからということでした。また、燃費についてはモード燃費より実用燃費を上げる方向だそうです。

     EVモードスイッチについては、実のところ考えられていたそうです。でも、現実の話として普通の人(プリウスマニアじゃない人^^;)が使った場合、

     EVモードで立ち往生してしまった!
           ↓
     (作ったメーカーに対して)「止まってしまったじゃないか!どうしてくれるんだ。」といわれることも考えられる。
           ↓
     ではこれを防ぐために事前にどういうWarningをだすか。Warningを出した後は、どうするのか(強制的にエンジンかける?そのままEVモードを継続?)
           ↓
     でも、エンジンがかかったらかかったで「スイッチ入れているのにエンジンがかかった。おかしいんじゃないの?」、また、EVモードを継続して立ち往生まで行ってしまっても「どうしてくれるんだ」・・・・・
           ↓
     では、そのことをドライバーに伝えるのには、どうするか?・・・・・
    というように、スイッチの実装方法を考えた場合議論がどうどうめぐりになってしまうとのことでした。(だから、つけなかったのでしょう)

     ただ、このEVモードスイッチについては、ハイブリッド車というものが、もっともっと市民権を得たときには、商品力としてはおもしろい、と言われていました。
     

    ・タコメータのオプション化などについて [やっちんさん、Cobaさん]

    Q1.今回、燃費グランプリにおいて記録的な燃費が出せたのは、「たます式タコメータ」、特に燃料噴射モニターによるところが大きいと思います。プリウスに、このようなタコメータ・燃料噴射モニターなどをぜひオプションとして設定できないでしょうか。

    Q2.プリウスではどういう走り方をすればより省燃費になるのでしょうか。

    A.一般的に、燃費がよくならない原因としては、アクセルを踏む足がバタバタしてしまっている(アクセルのon/offが激しい)ことが原因だそうです。これについては、ガイドモニターのようなもので運転操作をアシストするようなことも検討されているということですが、燃費は結局、最後は「人間がアクセルをどう踏むのか」にかかっているそうです。
     また、タコメータなどのについては、確かにプリウスマニアにとっては、あった方がいいのでしょう。しかし、一般の人にとってはそれらの情報は過剰な情報となってしまって、かえってアクセルの踏み方がバタついてしまったりして燃費にも良くない、ということでオプション設定などは考えられてないそうです。
     

    ・カメについて [としくんさん]

    Q.今日こちらのオフ会場に来る際に、高速はうまく省燃費運転で来ていたのですが、高速を降りてすぐ「カメ」がついてしまいました。また、渋滞になるとすぐカメがついてしまうようです。これは壊れているのでしょうか?

    A.「カメ」の点灯については、2種類あり、単に気温が下がりすぎたときなどに要求された出力がバッテリーから出せない場合、それと機械的なトラブルの場合があり、前者を「よいカメ」、後者を「悪いカメ」と呼ばれているそうです。
     もし、「いつも」カメがつくようなら点検に出してください。カメがつくのがたまになら、たまたま制御プログラムがそのような状態と見てしまったのかもしれません。(報告者注:カメがたまに・・・の部分は、忘れてしまいました。このようなことだったと思います。ごめんなさい。)
     

    ・カメについて(その2) [ちんちろりんさん]

    Q.低速走行時にバッテリが3/4から1/4になってカメマークが点灯しました。なぜでしょう?

    A.ロジック的に(たまたま)そうなったんでしょうね、とのことでした。この件に関しては、ちんちろりんさんからコメントをいただいています。

    ちんちろりんさんからのコメント;
     多分、あくまでもコンピュータで推定SOCを算出しているので、ある条件でそのような値をバッテリコンピュータが返すことがあるのでしょう。

    (3−4)そして、エコラン競争表彰式へ

     質問も一段落したところで・・・・って、全然一段落もしてないのですが・・・・・。
     懇談会の間、(む)さんとハルさんが成績表を作られてまして、その成績表ができあがったところで、ひとまず成績発表&表彰式となりました。(懇談会そっちのけで作っていただいた(む)さん・ハルさんありがとうございました。)
     まず、(む)さんが点数を読み上げられ、最高燃費部門・燃費把握部門それぞれ上位3名および努力賞1名が表彰されました。(詳細な成績についてはこちらへ)(保管していませんでしたごめんなさい byえむ)
     各表彰者には、やっちんさんより賞状が、大井さんより賞品が授与されました。(かくいう私も、燃費把握部門の努力賞に繰り上げ当選してしまいました(^^; 賞品は、プリウスの図書カードでした。)
     

    (3−5)中締め〜

     その後、内山田さん、大井さんを囲んでの記念撮影を行いました。

    (画像提供 えむ(Longfield)さん)
    集合写真

     記念撮影後、時間も15時になったので、とりあえず中締めということで、懇談会はお開きとなりました。
     

    (3−6)でも、まだまだ続く・・・・

     とはいいつつ、残れる人は残って、内山田さん&大井さんのサイン会(^^; そして、さらにフリートークがつづきます・・・。
     内山田さん、大井さんにも御厚意で残っていただきまして、席を離れて「あちら」と「こちら」でそれぞれ内山田さん、大井さんを取り囲んでの立ち話となりました。

     (懇談はさらにつづくのでした・・・。  (画像提供:Muteさん))
    画面の1/6を占有している私の背中・・・お恥ずかしい(^-^;; 内山田さんを囲むプリウスマニアの面々・・・。 同じく大井主査を囲むプリウスマニアの面々・・・。

     話の内容は、もちろんプリウスに関する質問などで、さらにディープな部分に関する質問が飛び交うのでした。(^^;

     いくつかピックアップしてみますと・・・

    ・内山田さんのサインについて

     ともひろさんより報告いただきました。
     開発時の図面などにはサインを入れないと認めてもらえないのだそうです。今回のオフ会では中締め後にサイン会(笑)がありましたが、そのときに内山田さんが書いてくださったサインは、開発の際に使用しているのと同じものだそうです。

    ・FCVとの共存について(FCVが実用化されたらTHSはなくなっちゃうの?)

     純粋な燃料電池車(FCV)が実用化するのは、まだまだ先のこと。それまでは今のHV(THS)のバッテリーが燃料電池に置き換わるようになるんじゃないか、とのことでした。
     

    ・産業用車へのハイブリッドの適用について(大型トラックなどについても、THSは適用可能?)

     やってできないわけではないだろうけど、それだと4t車で電池が3tぐらいになってしまいますね(仕組みとしては適用できても、電池な
    どがまだ実用的なレベルではない)というようなことでした。
     

    ・オートクルーズの可能性について

     NKさんより報告いただきました。
      これも難しいな。と大井主査の話でした。現状の制御ロジックの中でオートクルーズの制御は一部干渉を起こすのではないかとの事でした。
     ここからは、僕の憶測ですが、何かの本でプリウスの制御の基本はアクセル開度でドライバーの意志をくみ取っているようなことが書いてありました。アクセル開度→要求出力→電池状態→エンジン回転数・モーター回転数→要求出力との比較 でクローズとなるようです。
     いまここに速度要求が出ると混乱するのではないでしょうか。確かにアクセル開度を一定に運転すると上り下りで車速が大幅に変化しますが燃費は非常に良くなります。今回のお話でも有りましたよね。
     ここで、ドライバーはスピードメーターからアクセルを操作することで目的のスピードに変更しているのですが、オートクルーズは、もしかしたら一定速度を実現するためにアクセル開度を頻繁に変更するように働くのではないでしょうか。すると燃費は悪くなる?のでは。
     つまり、制御の前提を速度一定のための頻繁な出力変化が起きても、燃費が良くなるロジックに変えないと成立しなくなるのではないかと思います。
     いずれにしろ要望はメーカーとしても商売のネタですから検討していただけると思います。
     

    ・Bモードの動作について

     ちんちろりんさんより報告いただきました。NKさんの伝言板での発言も一部引用させていただきます。
    (NKさん)
     Bモードは、原理は別として軽くブレーキを踏んだ状態になるということでした。つまり充電されるので、積極的に使った方が効率がいいということでした。
     帰りの東名で試しましたが、たしか上に書いたように燃費に効くようです。
     ただ、同じアクセルの踏み方でもBモードの方が車が重く感じました。やはり、長い下り坂などで有効なのかと思いました。

    (ちんちろりんさん)
    1.Bモードが回生率は高い
    2.Bモードに発生する回生エネルギーはすべて充電に回される (バッテリがFULLでなく、急制動でない場合)
    3.BモードではアクセルOFFでかなり回生がかかり減速するので、減速する必要があるときのみ使用するほうが燃費にはいい。(当然、定速走行が一番燃費がいい)
    4.3に関連して、赤信号などで止まるときBモードは有効だが、停止位置の調整のためアクセルを踏むと逆効果になる。まだDモードの方がよい。
     以上から私なりの結論は、無理してBモードを使うことはない。余裕があったら使ってみようかな。ってところです。
     

     ・・・・などなど、ディープな話が飛び交い続けるのでした。
     

    (4)解散〜

     そんなこんなで、たしか4時半頃に懇談会はお開きとなりました。
     で、その後は駐車場での各プリウスの品評会となりまして、やんさんのフルエアロプリウスとか、ゆき坊さんのキティちゃんプリウス(キティウス?!)などを拝見していました。
     そして、その後、順次解散となったわけですが、まだまだ話足りない面々は、近くのデニーズへと向かうのでした。。。(^^;


     ということで、高岡工場OFFへ参加していただいた皆様、お疲れさまでした&ありがとうございました。
     また、御厚意で出席いただいたトヨタ自動車(株)の内山田、大井、向井、益田、ありがとうございました。参加していただけるのみならず会場や昼食、賞品といったことまで面倒をみていただき、大変お世話になりました。また、次の機会(プリウス5万台達成記念とか?!)には、またぜひこれに懲りずに(^^;よろしくお願いします。
     最後に、今回のオフ会の幹事の労をおとりくださった(む)さん、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。



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